前回の投稿の続き。
母とやり取りしていて、時々ちゃんと会話が成立する事があります。その当時は、「それはどうしてか?」と深く考えませんでした。
今、その頃の事を考えながらブログを書いていると気づく事もあります。「そう言えばお母さん、お笑いが好きだよね。」とか。
昔、母は「欽ドン」を好きでよく見てました。わたしは「早く寝なさい」と言われて見せてもらえず、布団の中で母の笑い声を聞いていました。
「欽ドン」って知ってますか。萩本欽一さんのバラエティ番組です。「良い子、悪い子、ふつうの子」というコーナーは、視聴者さんがネタを投稿して、演者さんが3パターンのケースを演じます。だいたい最後の「悪い子」のケースがオチだったような…。
「重いから、お母さんに持たせてるの。」と言った場合、それまでの答えはスルーなのに、重いバッグが自分のだとわかったような反応でした。
もしかして、悪い子パターンの答えがウケるのかな? おもしろかったから記憶に残ったのかな?
今、いろんな点を並べて見て、点と点を無理矢理、線でつなごうとすると、意外とつながったりします。
その当時に気付いてればなあ、悪い子パターンをもっと出したのに。…….いやいや、そんな余裕なかったって。
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