わたしの離職理由は「介護」だったんだけど、「自己都合」という体で離職をしたので、失業手当の受給まで2ヶ月の待機期間がありました。(2020年時点)その期間を経て手当を受給してる間に、再就職できる気はしませんでした。年齢も年齢だし、コロナ禍中だったので。
受け取った離職票を持って、さっさとハローワークに手続きに行き、そこでちょうど募集していた税務署の求人を見つけて応募しました。確定申告のバイトです。コロナの感染予防対策で申告会場への入場制限が設けられることは決定しており、申告期間が2ヶ月間あった年の確定申告のバイトです。
その短期のバイトが終わるとわたしの離職理由は「契約満了」となり、晴れて「特定理由離職者」となりました。手続き後、すぐに受給が始まりました。手当はまだ1円ももらってなかったので、雇用保険加入期間は辞めた会社での勤務年数と2ヶ月を足した年数で受給期間が決まります。
同じ「特定理由離職」でも、45~65歳の方の介護離職(特定理由離職)では、150日間失業手当がもらえます。
わたしは90日でした。手当受給の条件は当然、再就職です。この期間に介護と両立できそうな職場を探すか、介護サービスを見直すかしないといけません。
わたしは母を、ようやく慣れた小規模多機能型居宅介護施設から離すのはイヤでした。だったら、再就職するしかありません。
でも何度も言うけど、高年齢でコロナ禍中で再就職できるのか、全く自信がありませんでした。事実、書類選考で落ちてました。3ヶ月あっても再就職できる気がしません。介護と両立できる職場という厳しい条件付きだし。
で、わたしが考えたのは、職業訓練を受けて受給期間を延ばそう! でした。
続く。