認知症は脳の病気で、
脳が傷ついたり、萎縮したり、死滅したりして起こるのを「中核症状」というらしい。
記憶障害とか認知障害などがそう。
その障害によって日常生活をおくる事が不自由、困難になり、それに対する不安が起こす言動を「周辺症状」というらしい。
Behavioral and psychological symptoms of dementia (訳:認知症の行動・心理症状)
医学的にちゃんと言うと
「認知症患者にしばしば生じる、知覚認識または思考内容または気分または行動の障害による症状」
昨日じゃがいもを買った事を「忘れた」のが記憶障害。
「忘れた」事が頭の中から抜け落ちているので、
今日はじゃがいもを買わなきゃ → 家に帰ったら「誰かが買って来たのかじゃがいもがすでにあった。わたしは買ってない。」と訴えるのが記憶障害の周辺症状。
自分は買ってないのに「また買って来た」と責められる。
理不尽ですよね~。人がやった事を自分が責められるんですから。
上司のミスなのに、部下のミスとして報告された、とか?そんな感じでしょうか。
家族は周辺症状の言動に振り回されて、負担が大きくなっていきますよね。
でもその言動は「周囲の環境に対して反応性に出してくる症状」と記事で読みました。
つまり、周囲に影響されて周囲に影響を及ぼす、って事だとわたしは解釈してます。
お母さんの言動には、理由(原因)が必ずある、そう意識する事にしました。
そのきっかけは「認知症ケア」の本を読んでからです。
認知症を知る(原因がわかる)ことは、気持ちを楽にする第一歩でした。
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