暑すぎます。日が落ちても、なかなか気温が30℃以下にならない毎日です。
暑くなると思い出すのは、8年前の真夏の母のひとり歩き。
心配もいっぱいしたし、緊張しっぱなしの季節でしたが、つらかった事は、喉元過ぎれば忘れていくみたいです。
わたしが今思うのは、「お母さん、元気だよね」です。
炎天下を、飲まず食わずで長時間歩いても、ピンピンしてました。最長のひとり歩きの時でさえ、夜中の警察署で背筋伸ばしてイスに座ってました。
ドネペジル塩酸塩(アリセプトのジェネリック)をたくさん服用していたからでしょうか。
ドネペジル塩酸塩を服用すると、脳内のドーパミンというホルモンの量を増加させるそうです。ドーパミンは気分を高揚させるから、身体が疲れていても起き続けたり、歩き続けられたのかも。
さすがに「足が痛い」とは言ってました。でも一度も脱水症状や熱中症の症状は出ませんでした。症状が出ないのが、不思議。誰かに飲み物をもらった? 日陰で休んだ? 日陰と言っても暑いよ?
薬の作用があるにしても、身体に暑さのダメージはあると思うんですけど。つくづく…丈夫です。
ちなみにドーパミンに似たホルモンで、アドレナリンとセロトニンがあります。
アドレナリンはアスリートがよくインタビューで「アドレナリンが出た」とか言ってますね。セロトニンは通称「幸せホルモン」というホルモンで、猫ののどを鳴らす音を聞くとセロトニンの分泌が促進されて、癒されるんだそうです。
人の気分とか意欲(やる気)は、脳内のこの3つのホルモンの影響を受けるそうです。認知症は脳の病気だから、心にもその影響が出るんでしょうね。
薬を飲まなくなって行動も落ち着いて眠れるようになりましたが、気分が落ち込んでやる気がなさそうな感じはありません。
わたしが何もする気になれないのは暑いから、だと思う。猫に癒してもらおうかな。