今回は、久しぶりにここ(猫)のお話。
ここ(猫)は里親を募集していた動物病院から、3兄妹の内の ふたりで、妹(姉)と一緒にうちにやってきました。
妹(姉)猫は、ねねといいます。ふたり合わせてねねここです。猫だから。
この名前にした理由は、覚えやすいかな、と思ったからです。覚えやすい名前にしないと、親が覚えてくれません。好き勝手に呼び始めて、なし崩し的に定着するのが、イヤだったんです。
狙い通り覚えてくれたので、よかったよかった。
半年くらい経った頃、避妊と去勢の手術のため、病院に里帰りしました。手術費用は、元保護主さんが負担してくれる事になっていました。
ねね(Girlにゃん)は、スムーズに何も問題なく無事に終わりました。
ここ(Boyにゃん)は、片方小さくて、もしかしたら体の中にあるのかもしれない、と言われました。
開腹して見ないと断言できないけど、と。
えー、見るためだけに開腹するの? なかったら?
ちょっと予想外過ぎて、ここは一旦何もせずに帰って来ました。
そしてセカンドオピニオンへ。里帰りした病院、遠かったし…
近くの動物病院の先生は、
確かに小さいね。ないのかどうかはわからないけど、今急いでお腹切らなくていいかも。
2、3ヶ月後にまた来て。と言われました。
多くを語らない先生でした。
Boyにゃんは、ふつうは生後3週間くらいで精巣が体外へ降りてくるそうです。ここは片方だけだったので「片側停留精巣」という症状らしいです。
あまり悩まずに2回目の先生にお願いする事にしました。病院を変えると、費用は自腹になるけど、無駄に子猫のお腹は切りたくありません。
わたし、簡単に病院変えすぎでしょうか。
例えば、
処置に時間がかかる歯医者と、手早く処置してくれる歯医者、どっちがいいですか?
必要最低限の麻酔で、10分もかけずに親不知を抜いてくれた歯医者さんを選んでもいいですよね。
親不知がなかなか抜けず、1回目麻酔が切れてきて、追加で麻酔する歯医者さん、イヤですよ。
実体験なんです。医者を選ぶ権利は、患者側にありますよねえ?
そして、2ヶ月後、ここの精巣はちゃんと降りてきて、必要最小のキズで去勢できました。
ここは運がいいらしいです。
めでたし、めでたし。