いきなりですが、エアコンって、室内の気温が設定温度になると自動で止まりますよね。
父はそれを「電源を入れてしばらくすると止まってしまう」と電気屋さんにクレームの電話をしていたことがあります。「買ってすぐに壊れた」って。
最初電話していた時は本当に、故障なのかな、と思ったのですが、電気屋さんが来ても故障は見つからず帰って行きました。数日後また、電気屋さんは同じ理由で呼び出されました。3回目に呼び出された時、電気屋さんは「止まるところが見たい」と電源を入れてしばらく待機しました。すると1行目のような動作だった、と。
電気屋さんはもう呼び出されたくないのでしょう、一生懸命その仕組みを父に説明していました。「設定温度が低いから(冬だったので)止まるのが早く感じるのでは…。」と。設定温度が低いとその温度に達するのが早い、と。まあ当たり前の事を言ってただけですが。
ですが! 父は理解しようとしません。そもそも電気屋さんの話を聞く気はないのです。「修理しろ。」の一点張りです。
電気屋さんは設定温度をいっぱい上げて、帰って行きました。
父は暑がりなくせに、設定温度を高く設定したエアコンの効いた部屋で、窓を開けてテレビを見ています。(冬の話です。)
そして「電気代が高い」とわたしに文句を言います。「使い過ぎているだろ。節約しろ。」と。いいえ。あなたの部屋のエアコンのせいです。外で仕事をしているわたしが、一日中家にいる父より多く、電気を使えるとなんで思うの? 自分で蒔いた種は、結局自分で刈り取ることになるんだからね!
グループホームに入居する前のケアマネジャーさんには、本当に申し訳ないと思っています。母がひとり歩きをして行方不明になった時は必死に探してくれました。
あんなにお世話になったのに、父はケアマネージャーさんを紹介した機関にクレームを言いました。(詳しくは、以前の投稿 → 【根拠のない悪口、それは誹謗中傷】
そのクレームの内容はケアマネージャーさん本人にも伝わり、「わたし、何かしましたか?」と聞かれました。ケアマネージャーさんは、全然悪くないんです。父の言うとおりにしてくれただけです。
父が自分で種を蒔いたんですから。
父に関わったのが運の尽きと思うしかありませんって説明しても、こんな理不尽なこと、納得できませんよねえ…。