高血糖は認知症発症のリスクを高める要因の一つと言われています。

血糖値は食前と食後では違いますよね。血糖値は変動するものなのですが、その中でも血管へのダメージリスクが大きくて、さらに動脈硬化を促進させるのが「食後に血糖値を急激に上昇させて、急降下させる事」だそうです。「血糖値スパイク」と言うそうです。

血糖値が急激に上昇して急激に下降するグラフ
-血糖値スパイク-

血糖値スパイクを繰り返すと、すい臓の機能が低下するそうです。

すい臓の機能低下 → 高血糖 → 糖尿病 となるリスクが高くなると、前回の投稿に書きましたね。

食後に眠くなるのは血糖値スパイクの症状の一つだそうですよ。

わたし、昼食後はいつも眠くなりますけど? 危険?

ここで少し前に流行った低GIジーアイ食品。GIジーアイ値が低い食品です。GIジーアイ値が低い食品は食後、血糖値スパイクを抑えるらしいです。
GIジーアイ値は、糖質の吸収度(血糖値上昇度)を数値化したものです。どうやってその数字を出すのか、計算式を見たけどよくわかりません。

よくわからないところが欠点。

GIジーアイ値とは

「ある食品を炭水化物量50g分食べたときの血糖値の上がり具合を、ブドウ糖摂取したときを基準(100)にして数値化したもの」(DF lifeのサイトより)

だそうです。意味、わかりますか?

なんか色んなサイトを読んで、唯一わたしがわかったのは、低GIジーアイ食品の中にも、含まれる炭水化物の量によって血糖値スパイクを起こしやすい食品がある、と。たぶん、そんな感じ。詳しくはDF lifeさんのサイトでどうぞ。

で、最近は食品に含まれる炭水化物の量を考慮して数値化した「GLジーエル値」を意識した方がいいと言ってます。

GLジーエル(グリセミックロード)値の計算式は、

GLジーエル値=食品に含まれる炭水化物の量(g)×GIジーアイ値÷100

です。GIジーアイ値の計算式よりは、わかりやすい、と思いました。

白米は、高GIジーアイで高GLジーエル。まあ炭水化物の代表だから、そうなりますよね。炭水化物で低GIジーアイと言われていた食品は、ほぼ高GLジーエル食品のような…。(食パンは低GLジーエルでした。)

そして、母が好きなバナナは中GLジーエル食品でした。糖分が多くても炭水化物がそんなに多くないから、「中」ってことでしょうか。

難しい…、っていうかめんどくさい。

GLジーエル値を意識して食事した方がいいんでしょうけど、すべての食品のGLジーエル値が載っているサイトって見つからないし、わからないならその食品のGIジーアイ値と炭水化物量を調べて計算しろ、ってことですよね。

加えて、低GLジーエル食品の中にも糖分が多い食品もあるし、そこも気を付けないと。

…って、だから、そんな小難しいことを推奨されてもなあ。

なので、「だいたい」の話をすると、

だいたい主食(炭水化物)は高GLジーエルだろう。だいたい野菜や果物は低GLジーエルだろう。でも果物は甘いよね。

くらいでいいですか?

あと血糖値スパイクを抑えるには食べる順番が大事だって、これは以前からも言われていましたね。

①食物繊維 ②たんぱく質 ③炭水化物 の順に食べた方がいいんですって。前菜やお通しに野菜や海藻を使って、メインのあとご飯が出てきて、デザートは食後っていう順番は、理にかなっているのかな。

早食いも血糖値スパイクを引き起こすそうです。

この2つくらいはできそう。食べる順番とゆっくり食事することだけでも気にして、血糖値スパイクを起こさないようにやってみようと思います。(長文を書いといて、結局これ)