「認知症A.I.」って聞いた事ありますか。正確には「認知症相談システムA.I.」です。京都府京丹後市が提供しているA.I.を使った相談システムです。「認知症世界の歩き方_旅の先輩A.I.」と言います。認知症患者さん達の経験データを集めて作られたそうです。
このシステムからの回答はやさしく寄り添ってくれるような表現でした。
このシステムに限らずA.I.を使ったサービスは、質問の仕方(表現?)によって得られる回答が大きく違ってきます。でもご安心を。このシステムの右上の「MENU」からは、質問を選ぶ事もできます。
従来の検索エンジンで調べる時にも、選ぶ検索ワードによって表示される結果は違ってきます。複数のワードで検索して、解決しそうな結果が出なければ、A.I.に文章で相談してみるのもいいかもしれない、と思いました。
認知症の症状はたくさんあるし、そのすべての症状がすべての患者さんに出るわけでもないし、いろんなケースのサイトがあるから、自分の悩みに100%マッチした回答を得られるまで、検索エンジンだけだと時間がかかるんですよねえ。検索結果の一番上に表示される「A.I.からの回答」もあって、以前より便利になりましたけどね。
それに人間だと、相談する相手を選ばないと、逆に落ち込んだり、傷ついたりしますから、ね。