8年前、認知症対応型の施設を探していて思ったのが、「少ない…」でした。

そして最近やっと、 今年の春ですね、その対策が施行されましたね。認知症加算の改訂です。

「認知症加算」は、認知症に関する研修を受けたスタッフがいて、利用者が認知症ケアのサービスを受けられる施設で加算できます。

今春、加算の条件が緩和されたんです。認知症を受け入れる施設が増えるように、ハードルを下げた改訂らしいです。利用者数の15%が認知症だと条件はクリアです。認知症患者を受け入れてみようかなって、方針を変えた20人定員の施設が3人の認知症患者を受け入れたら、加算できるようになるという事です。お手軽に始められてすぐに収入増が見込めるって感じでしょうか。

そんな簡単な話ではないかもしれませんが、認知症対応型の施設、増えてほしいですよね。

2024年時点で認知症患者数は443万人もいるのに、遅くないですか? 対策が。

そのせいで(預ける所がなくて、あるいは預けても認知症ケアを受けられなくて)、

間接的に被害(心労・経済的負担など)を被った方って、たくさんいるような気がしますけど。

2030年には523万人に増えると言われてますよ? 対策、遅くないですか? 大丈夫ですか?