母は結構、多趣味でした。茶道、華道、ガーデニング、手芸全般、スイーツ作り、ボーリング。でもどれも、認知症を発症してからはすることがなくなりました。

細かい作業が難しくなったからでしょうか。薬のせいで、ドーパミンは増えていたはずなのに、やる気(意欲)が出なかったんでしょうか。

次にお世話になる小規模多機能型居宅介護のケアマネージャーに、施設でどういう風に母に過ごしてほしいかを聞かれた時、母の趣味を思い浮かべて、どれもできなそうだと思ってすぐに答えられませんでした。

キレイ好きで、自宅でもグループホームでも掃除していました。

グループホームで他の利用者さん達が洗濯物をたたむお手伝いをしていたのを見た事があり、母もそれならできてたのを思い出しました。

なので、ケアマネージャーには、「専業主婦だったし、キレイ好きなので、できそうな家事があったら手伝わせてほしい。」と、答えました。やってた趣味も一応伝えました。そして好きなもの。

「あと、花と猫を見るのが好きです。」

見るとテンションが上がるのが、顔を見ればすぐにわかるんですよねえ。

バラの花の装飾付きの猫のここ
母の好きなもの、こことばら

もうすぐ帰ってくるからね。