前回の投稿の補足です。1週間も経ってからの補足になってしまって、すみません。

親族(家族)後見人になるために、必ずしも後見人養成講座を受講しなきゃいけない、という事ではないんです。わたしは事前に色々知りたい性分なので受講した、というだけです。

スケジュールは毎週日曜日、10時から始まり、途中1時間お昼休憩があって、17時まで。7日間の内5日間がそんな感じで、内2日間は13時から17時、というスケジュールでした。

わたしはその時間が取れるようになったので、受講できました。

実際、成年後見人をしている弁護士の方や裁判所の方が講師として、講義をしてくれました。後見人制度が必要な方々の予備知識から、裁判所へ提出する「後見等事務報告書」の書き方まで様々な内容の講義で、勉強になりました。

後見人の仕事は財産管理だけでなく、施設入居のための契約そして解約、それらよりも大事な身上監護があります。家族がいれば家族がやっている事柄です。家族が近くにいない、そもそも身寄りがいない人のために2000年にできた制度です。若い制度なので、まだまだ色々使い勝手が良くないと言われることが多いですね。親族(家族)後見人となると、制約が多くなって自由が利かなくなるような印象です。

受講してみて、そういう事情がわかったので、わたしは今はまだ後見人の手続きをしないという判断になりました。

まあ、色々複雑な仕事みたいですよ。やった事ないですけど。