今回は認知症発症リスクの36個の内の5つ目、歯周病。
アルツハイマー型認知症の原因の一つと言われている「アミロイドβ」は、血流に乗って脳に運ばれた歯周病菌が生成と蓄積を促進するのだそうです。
歯周病と糖尿病も深い関係がありますね。糖尿病で免疫力が低下すると歯周病にかかりやすく、また歯周病がインスリンの効き目を悪化させ、血糖コントロールをさらに困難にするという悪循環が生まれます。
糖尿病も認知症発症リスクの一つです。
歯周病は、認知症・糖尿病の他にも色んな病気の原因となります。誤嚥性肺炎、低体重児早産、動脈硬化や心筋梗塞発症、病気じゃないけど老化促進などなど。
「歯は臓器」って言われてますもんね。
歯周病の原因物質は、誰もが知っているプラーク、歯垢です。歯垢除去が一番の予防です。そして歯垢ができやすい食べ物を控えるか、食べたらすぐに歯磨きをした方がいいそうです。
歯垢ができやすい食べ物とは、粘着性があって糖分の多い食べ物です。いっぱい思い浮かびますね。キャラメル、グミ、ドライフルーツ、キャンディ、ヌガー、ガム、チョコレート、甘い味付けにした餅・団子、歯にくっつきやすく甘い食べ物たちです。
歯周病予防には、とにかく歯磨きが大事。
あと、歯石。歯石は歯垢からできて、歯垢をつきやすくしますから。歯石はできてしまうと自分では除去できません。歯科医院で除去してもらうしかありません。
わたしは年に1回は必ず、歯科で定期検診をしてもらってます。痛いとか、何の症状も出ていなくても必ず行きます。
わたしは虫歯になりやすいんです。歯の形とか他に原因があるみたいだけど、そこら辺はよくわかりません。歯科の先生に「虫歯になりやすいから気を付けて。」と言われたんです。
そのおかげで今、わたしは新しい虫歯も歯石もありません。
この習慣を続けて行きます。だってそれが歯周病も予防しますよね。歯磨き粉の選定・磨き方は人それぞれ。わたしは磨き方が上手とは言えないので、定期健診は欠かさないようにしなきゃ。
そう言えば、母は歯磨き、苦手だったなあ。