預り金

どうして早く、グループホームを退居したいのか。

スタッフによる身体検査が気になってはいましたが、それだけでは、退去を急ぎません。

父が急かしてくるけど、無視するので問題ありません。

母が落ち着いてきたので家に帰って来てほしくて、自宅で利用できるサービスを調べたりしたけど、グループホームで落ち着いて過ごせているなら、特に急ぐ必要はありません。むしろ、じっくり調べて探して、慎重に選びたいです。

実はわたしが気になったのは、預り金の扱いです。

預り金は、文字通り預けておく現金です。おやつを買ったり、ヘアカットの料金など介護保険の適用外の費用を払う時に預り金から支払います。

入居してすぐの頃は、バタバタしていて気付かなかったのですが、「預かり証」というものをもらっていませんでした。預り金の「取扱い規定」とか使用ルールに関する契約書みたいなものもありませんでした。

1ヶ月ちょっと経って、預り金の残金の報告があった時、何に使ったかの明細をもらえませんでした。明細がなかったので聞いてみると、領収証がないのでわからないと言われました。「おやつとかあ」って。

わたしが、？？なんで？って考えていると、あろうことか、「追加をお願いします」って。どうして預り金の報告をしたかというと、追加を請求するためのようでした。

わたしの感覚では、人のお金を使う時って（母の物を買うのであっても）領収証をもらうものじゃないの？

1ヶ月そこそこで、そんなに使う？ ひとり歩きのせいで、散歩もお買い物にも連れて行ってもらってないの知ってますよ？

「今度、ヘアカットの予定があるんで。」

だから、ヘアカット代、1,500円だって、聞いたから知ってます。足りるでしょ？

そんなやりとりがあって、一気に不信感がつのりました。

人が預けた現金に対して無頓着なのって、個人対個人でもイヤですよねえ。自分のお金に無頓着な人も、できれば関わり合いになりたくありません。

大きなトラブルに巻き込まれる前に、縁を切りたい…。